熱電発電モジュール(熱電発電素子)

ヤマハ熱電発電モジュール(熱電発電素子)は、ヤマハ独自の高性能熱電変換材料と熱電発電向けに最適設計された構造により、高効率の熱電発電を可能とします。 ヤマハはお客様のご用途に合わせ、自動車排気ガスからの発電を想定した高性能熱電発電モジュール(熱電発電素子)を提供します。

ヤマハ熱電発電モジュールの特徴

大型熱電発電モジュール(YGPX024)

高温化・大型サイズ・高出力

YGPX024は、大型化と動作温度の高温化(最高400℃/常用300℃)を両立し、高出力を得ることを可能にしました。

簡易な搭載性

大型モジュールであるYGPX024では、従来面倒であった搭載時の熱伝導性グリースの塗布や酸化防止・結露対策などを不要とし、熱源と冷却面に挟み押圧するだけで発電が可能となります。

優れた信頼性

YGPX024では、独自の応力緩和構造とステンレスパッケージ封止構造(いずれも特許出願済)を採用することで、自動車用途にも耐えうる高い信頼性を確保しています。

ヤマハ熱電発電モジュールの仕様

ヤマハ熱電発電モジュール(開発品)の仕様は以下の通りです。お客様のさまざまなご用途にご検討ください。お気軽にお問い合わせください。

品番 外寸(mm) 出力
端子
開放時
出力電力最大時 高温側表面温度/
低温側表面温度
出力
電圧
出力
電力
出力
電圧
出力
電流
流入
熱量
変換
効率
W1 W2 L1 L2 L3 T V(V)
=Voc
P
(W)
V
(V)
I
(A)
Qin
(kW)
η
(%)
Th(℃)/Tc(℃)
YGPX024 125 143 85 103 113 2.1 38 76 19 4 1.9 4.0 300/50
(常用温度)
56 143 28 5.1 3.0 4.8 400/15
(瞬間最大温度)
  • 良好な熱接触確保のために十分に押圧した状態で設置ください。(推奨圧力0.7 – 1.5 MPa)
  • 上の仕様は代表値であり保証値でありません。
  • 仕様は予告無く変更される場合がありますので予めご了承ください。